貯金から投資へシフトした理由

1.お金持ちと貧乏人の違い

兼業農家だった父が本職を定年退職し、農業一本になり毎日田んぼや畑に向かい、楽しそうに老後の生活を送っている様子をみながら素敵だなと思っていた。「私も自然の中で家族や孫に囲まれて、こんな老後を送ってみたいな」と思えるくらい豊かな暮らしをしている父だと思う。

・・・インターネットを見ていたら世界のお金持ちランキングTOP100https://memorva.jp/ranking/forbes/forbes_world_billionaires_2023.phpという記事に出会った「ユニクロを展開するファーストリテイリングの会長兼社長・柳井正氏で、資産額は326億ドル(約4兆3000億円)日本人1位、世界では39位と・・・」父とほぼ同年代のおじ様が資産4兆円・・・父はと言えば、おそらくその10万分の1か100万分の1くらいの資産しかないだろう。

現役中は早朝から田んぼへ草刈りに行き、日中はサラリーマンとして働き夕方帰ってきたらすぐ田んぼへ行く。冬場以外はこのルーティンが父の日常だった。

父は高校卒業後すぐに働きだし、65歳の定年+2年間定年延長までほぼ休まず働いてきたが、手元に残っているのは、わずかな退職金と先祖代々受け継がれてきた田畑+持ち家が資産の全てだと思う。49年間真面目に働いているのにも関わらず、なぜ、こんなにも貧富の差が生まれてしまうのだろうか。

その一つの答えが冒頭に紹介したお金持ちランキングにあった。

TOP100の人たちは全員「経営者」か「投資家」だ。父のようなサラリーマンは一人もはいっていない。

2.お金持ちはお金や人を動かし富を得る。貧乏人は自らが動き働く。

仮に父の時給が4000円だと仮定するすると、1日8時間労働を週に5日行うと月収は20日間勤務で64万年収にすると768万円。。。相対的にみても高い年収だと思うが、これ以上働こうとなると土日を削り寝る間を惜しんで労働を増やすしか方法はない。

では、冒頭の人たちが父の10万倍、100万倍働いているのかといえば、そんなことはないはずだ。むしろ絶対的に父より労働時間は少ないだろう。

お金持ちになる人は積極的に人やモノにお金を投資して、自分が遊んでいる時間も、寝ている時間も資産が増える仕組みを作っている。

父に届いた年金通知書の額をみせてもらったことがあるが、これより大きい金額が私たち現役世代に入ってくるとは思えない。であるならば、自分の手で資産を増やして老後を迎えるしかないと思い投資を学ぶこととした。

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